1947-11-06 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会 第29号
私は日本の石炭生産増強は、いわゆる政府、經營者、勞働者の三位一體の協力態勢によつて、初めて生産増強ができると思うのでございまして、そういう點もできないということは、私は日本國民の現在の經濟の危機、さらに民族發展の危機を防止しようとすれば、危機だけは食い止めるという觀點に關しましては、政府、勞働者、あるいは經營者、みんな人後に落ちないものでありますがゆえに、私はそういうようなことは、絶對にできないという
私は日本の石炭生産増強は、いわゆる政府、經營者、勞働者の三位一體の協力態勢によつて、初めて生産増強ができると思うのでございまして、そういう點もできないということは、私は日本國民の現在の經濟の危機、さらに民族發展の危機を防止しようとすれば、危機だけは食い止めるという觀點に關しましては、政府、勞働者、あるいは經營者、みんな人後に落ちないものでありますがゆえに、私はそういうようなことは、絶對にできないという
今後北海道を開發するか、否かということは、わが民族發展の上に大きな影響があることは申し上げるまでもないことであります。しかるに各省獨特の立場において北海道開發の計畫を立てるということは、これまでの事實に徴して、おそらく國難ではないかと私は思うのであります。それはどうしても各省は御承知の通りに豫算の分取りをやる、すべてなわ張り争いをやるということがあるのであります。
民族發展のために大切な土地である。しかるに各省にこの事業を分散しては、今までの事實に徴して發展を期待することが困難ではないかという御憂慮に對しては、私も實は非常に同感でございます。